関係するマインド
マインド③建設的に考えよう。この状況から逆転できるとしたら?

ネルソンマンデラ(元南アフリカ大統領)の名言
I learned that courage was not the absence of fear, but the triumph over it.
勇気とは、怖れを知らないことではなく、怖れを克服することだと私は学んだ。
勇気のある人とは、怖がらない人ではなく、怖くても進む人だとぼくは思うのです。
(と長年自分で思っていたのですが、冒頭のようにすでに偉人の名言として存在していました。)
難関大学を目指す二人がいたとして、片方は超進学校出身の人と、もう片方は非進学校出身の人だとしたら、勇気のある人は後者ですよね。
難関大学を目指す二人がいたとして、片方は周りが毎日何時間も勉強しているから釣られて自分も勉強している人と、もう片方は今まで勉強したことがなかったけど独りで勉強をしようとする人だとしたら、勇気のある人は後者ですよね。
難関大学を目指す二人がいたとして、片方は塾に通っている人と、もう片方は独学の人だとしたら、勇気のある人は後者ですよね。
何が言いたいかと言うと、受験で人生を変えたいと思い行動している人はすごく勇気のある人だということです。すごいことをしているから自信をもってほしいのです。
劇的で瞬間的な出来事に期待しない

一方で、人生を変えるのに必要なことは劇的な体験や運ではなく、日々の積み重ねです。それが真理かどうかはわかりませんが、誰でも人生を好転させられるとしたら、人生を変えるために必要な要素は日々の積み重ねという結論にしか辿り着けません。
つまりこれは真理ではなく、考え方です。運が絡むような出来事でしか人生が変わらないと考えている人は心の奥で恐怖に負けています。努力しても何も変わらなかったらどうしようとか、人に笑われたらどうしようという不安に負けて行動していない、その言い訳として生まれつきの才能とか環境を持ち出しているのです。
日々の積み重ねだけが人生を変えられる

勇気のある人をさらに深掘りするなら、怖くても”地道な一歩を進み続ける”人だとぼくは思うのです。毎日「自分には無理かもしれない」と頭をよぎっても、本を開いて勉強をする。眠さに負けて眠ってしまった後も、反省はしつつも再び本を開いて勉強をする。周りに無理だと言われたり笑われたりしても、家に帰ったら本を開いて勉強する。それが勇気のある人だと思うのです。
人生は少しずつしか変わりません。出来事としては大学に合格した日とか印象的なものはあっても、それはそれまでの日々の積み重ねがあったからこそです。目に見えるようになったのがその出来事だったというだけです。
今日できることの全ては、今日の行動を変えることです。そして、1日1日がキミの人生を変えていくのですから、それはもはやキミの人生を変えた行動だと言っていいはずです。まずは今日という人生を変えましょう。