関係するマインド
①自分の人生は自分が責任を取るしかない
④逆転したいなら、失う覚悟を持とう
- 「今から〇〇大学に受かることは可能ですか?」
- 「偏差値〇〇から〇〇大学に受かりますか?」
というような質問をインターネット上でよく見かける。ぼくはこの類の質問をする人が理解できない。もちろん自分がこういう質問をしたこともない。理由は以下だ。
「できるよ」と言われた場合
「できるよ」って言ってほしいだけなんじゃないの?わざわざ他人に時間を使ってもらってやる気を上げようとするなんてわがままだなあ、と思ってしまう。
「無理だね」と言われた場合
それで諦めるんなら最初から挑戦しなくてよくないか?あるいは否定的な回答をバネにできるんなら最初から聞かなくてよくないか?と思ってしまう。
そもそもこの質問をする人って…
大学受験を終えて10年経った今気づいたのは、受かりそうか受からなさそうか自分で目処がつかない時点で勉強不足なんじゃないかということだ。今の自分の学力と大学に求められる学力のギャップやそれを埋める道筋がわかっていないのだから。
ということで今後そういった類の質問が来たときには「受からないと思うよ」と答えようと思う。
百問は一験に如かず(造語)
ぜひともこの記事を読んでくれたキミには、SNS上の人に進路相談などはしないでほしい。インフルエンサーは丁寧に、あるいは前向きに答えてくれることもあると思うが、それはインフルエンサー自身の好感度を上げたりするためでもある。それが巡り巡って人気にもつながるからだ。その人がキミの合否の責任を負ってくれるわけがないのだから、自分のことは自分が責任をもって考えて行動しよう。
100回質問するより1回自分で経験したほうが学びは多い。
余談:身近な人なら相談してもいいのか
友達や家族、学校の先生など、キミのことをよく知っている人なら、より親身になって相談に乗ってくれると思う。
でもこれもほとんど意味はないと思う。特に進学校でないのならなおさらだ。
みんな自分の経験則でアドバイスをしてくれる。その経験の中に偏差値の低い状態から大学受験をめざしたとか、そういう生徒を指導したとかがなかったら、すべてはその人の主観でしかない。となるとそれらのアドバイスと自分で考えて出した結論とで信憑性は変わらないんじゃないだろうか。だったら自分で考えて出した結論のほうがいいに決まっている。何度でも言うが、自分の人生は自分が責任をもつのだから。