逆転の思考法

偏差値60は上位16%、65は上位7%

正規分布の山

偏差値に馴染みがないと、偏差値60は上位40%、周りよりちょっとできるくらいに感じるかもしれない。そして、偏差値60くらいならがんばればいけそうな気はしていないだろうか?

100点満点のテストに慣れているから、偏差値の上限が100で下限が0みたいに思っていた時期がぼくにはあった。だけど実際には偏差値60は上位16%だし、偏差値65は上位7%なんだ。意外とすごいんだなと思わないだろうか?しかし、嬉しいことに「偏差値60くらいならがんばればいけそう」というのは割と事実だと思う。

学力は割とどんぐりの背比べ

GeoGebraより

偏差値のもとになっている正規分布のグラフをみるとわかるのだけど、偏差値50の周辺にかなり多くが集まっているんだ。

ここから考えられることとしては、意外とみんな差がないということ。だからこそ、努力を続ければ頭一つ抜けることはそんなに難しくないということだ。競争が激しいのは上位10%以上の層で、それ以下は結構横並びの団子状態。案外みんな勉強できないんだなと思えるはずだ。だからこそぼくは逆転の三原則①でまずは1教科の偏差値を65以上にしようと言っている。

偏差値50未満からでも逆転はできる

ぼくの通っていた学校は偏差値39だったので学力は下位16%以下ということになるけれど、1日3時間ほどの勉強を3~4か月続けると英語の偏差値が70を超えた。全国で上位2%になったんだ。こういう逆転劇はいたってありえるはずだ。だって勉強すればいいのだから。

じゃあどうして偏差値39の学校から難関大学に行く人がほとんどいないのかというと、学習習慣がないことや自分はできないという思い込み、周囲の環境、受験に関する知識不足だろう。大学受験に興味がないという人は除いて、受験したいけれど大した挑戦もせず諦めている人がほとんどなんじゃないだろうか。

ポイント

必要なのは自信と行動と継続!

だからぼくはこのサイトを作った。キミがもし似たような状況にいるのであれば、学習習慣をつける助けになりたい。小さくても成果を積み重ねて、自分にはできないという思い込みを取っ払ってほしい。環境ではなく自分自身を変えることの大切さを理解し、受験勉強のやり方も知ってほしい。せっかくキミの心に火がついたのなら、それをもっと大きくして、進む道を照らしたい。

-逆転の思考法