逆転の思考法

あえて言おう、今のキミに塾は不要だと。

塾は不要

関係するマインド
①自分の人生は自分が責任を取るしかない
②環境よりもまずは自分を変えろ

キミの状況をぼくは知る由もないのだけれど、1つだけ知っているのはこのサイトに辿り着いてこの記事を読んでいるということ。そこから言えるのは、今のキミに塾は不要だということだ。

世の中の教育サービスは2種類

世の中の教育サービスは、自分で勉強を進められる人向けか、自分で勉強を進められない人向けかのどちらかだ。前者のサービスを使っても、今のキミは自分で勉強を進められる習慣があまり身についていないから大した効果がない。たとえば塾だ。

大半の塾は自分で勉強できる人のためのもの

塾で授業を受けている時間は別に偏差値は上がっていない。わかった気になっているだけだ。自分で予習なり復習なりをして何も見なくても問題が解けるようになっていないと意味がない。参考書と同じで高いレベルのものを買って満足しても人生はよくならない。

ぼく個人は受験勉強で塾は使わなかったけれど、もし使うのであれば偏差値65よりさらに伸ばしたいときだと思う。要は、学習習慣と基礎的な知識がしっかり身についている状態じゃないと、提供されるサービスの恩恵を満足に受けられない(もったいない)と思う。逆転の三原則③でも書いたが、自分が理解できるレベルでないと日が経ってすぐに忘れてしまう。偏差値60くらいまでの内容は、正直自学自習でなんとかしたほうが将来の自分のためになる。

基礎から懇切丁寧に教えてくれる塾の罠

そしてそれはつまり、学習習慣や基礎学力が身に付いていない人向けの、自分で勉強を進められない人向けのサービスも使うべきではないということでもある。そういったサービスで学力だけ上げても人生単位では意味がかなり薄い。そういうサービスは、受けるとなんだか成長した気になるんだ。わからないところはすぐに教えてもらって解決できるし、何かしら学習は進むからだ。でもそれは自力ではなく、周りが進めてくれているだけだ。

受験勉強で本当に手に入れるべきもの

受験勉強を通して手に入れるべきは、学力以上に「自分で考えて行動する力」だとぼくは思っている。さらに言えば、究極的にはそれらを通じて、自分の人生は自分でなんとかできるという自信や自己肯定感をもてるかどうかだ。同じ学歴でも人生の満足度が高い人と低い人がいるのはこの心の持ちようが違うからなんじゃないかと思っている。

自分で考えて行動できる人になろう

塾は不要

社会人はもちろんのこと、その前段階の大学でも、自力で勉強できない人は落ちぶれる。うまく人の助けを借りて単位を取って卒業していく人ももちろんいるが、そういう人はそもそもこのサイトに辿り着いていないと思う。

目先の学力や模試の結果ではなく、生きる力・自分を好きになれる力を育てるために勉強をしよう。別に、失敗したりうまくいかなかったりすることは問題じゃない。失敗した経験は乗り越えることで粘り強さに変えられる。どうやって勉強していったらいいか悩んだときも、解けない数学の問題にぶち当たったときも、試行錯誤する時間がキミを成長させてくれている。

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